幕張メッセで開催されたオートモービルカウンシルに、例年のようにマセラティクラブオブジャパンとしてブース出展しました。
オートモービルカウンシルは、もう皆様ご存知かとは思いますが、ヘリテージカーが1つの会場に集う期間限定の博物館のようなイベントであり、所謂モーターショーとは異なる雰囲気のカーイベントです。
それでも、世間的にはコロナ禍明けという事か、会場では食事提供ブースも出展していたり来場者数が体感的に増えていたりと、昨年と比較して全体的に賑やかな印象でした。
これは完全な個人的感想ですが、友人仲間同士で来ている高校生から大学生くらいと思われる年代の方々が増えたなと感じ、こういった年代の方の車仲間が増えたら嬉しいなと思う所であります。
主催者展示は、Enzo、F50、F40を始めとしたFerrariのスペチアーレを6台同時展示と66年911からカレラGTまで4台のポルシェのアイコンを展示する豪華な内容でした。
他にも素晴らしい展示が数多くある中、我らがMCJブースでは貴重なクラシケ認証取得日本第一号車である1968年のGhibliを展示しました。
このタイムスリップしてきた新車のようないで立ちのGhibliは大人気で、多くの人々が足を止めて“キレイすぎる”、“凄い”、“かっこいい”、“美しい”の言葉を口にし、たくさんの写真が撮られていきました。金曜日のメディアデーの際には、テリー伊藤さんを始め多くの業界の方が会長よりこのGhibliのレクチャーを受ける様子が見られました。最終日の日曜日には遠方からも多くのクラブメンバーにお越し頂き記念写真を撮影しました。
また、終了間際には主催者でもあるカーグラフィック代表がお越しになり、会長から展示Ghibliのレクチャーを受ける場面も見られました。Ghibliに試乗する加藤代表は雑誌のワンシーンのようです。また今回はMCJ発足30年という事もあり、周年ロゴのお披露目ともなりました。こちら躍動感のあるとてもカッコイイロゴですので、まだご覧になっていない方はぜひ見てみてください!
今回は、マセラティジャパンからはMC20 Cieloを出展。
オープンのMC20は大変カッコよく色も空の色の混ざったパールカラーでとても美しかったです。また、マセラティのオープンモデルの歴史、新旧の表現としてクラブメンバーの所有のミストラル・スパイダーも並んで展示されました。こちらのミストラル・スパイダーもタイムスリップしてきたかのような美しさで、まるで新車のような輝きを放っており、こちらもMC20 Cieloと並び多くのカメラの被写体となっていました。ちなみに初日、ミストラル・スパイダーの屋根が閉まっており、メディアから屋根を開けてほしいという依頼があったのですが、その時のマセラティジャパンのブースのスタッフでは屋根の開け方が分からず会長に救援要請が来る一幕もありました。
今年もMCJ展示としても、オートモービルカウンシル自体としても期待以上に楽しむことができました。エンスージアニストの濃度の濃い空気の中で過ごせ、また、こういったイベントに出展者として参加できる大変貴重な数日間、来年もぜひとも参加したいと改めて感じました。
ブースお手伝いの皆様、ご来場くださったクラブメンバーの皆様ありがとうございます。お疲れ様でした。