南房総の丘陵地帯を行く新春ツーリング (第390回定例ミーティング)

 

2024年3月3日(日)寒さも残るこの時期ですがさすがMCJのツーリング、快晴の小春日和の絶好のツーリング日和の中千葉県富津方面へ新春ツーリングが開催されました。
今回の目的地は、鴨川エリアの海にも近い山に囲まれた素敵なエンスーの楽園であるモナカ公国にあるHangar eightさん。
東関道の湾岸幕張パーキングエリアの一画、様々なメーカーの車やバイクがツーリングの待ち合わせに集まる中、ひと際大規模なマセラティの集団が集合しました。とあるメンバー様が京葉道路の幕張サービスエリアの方に集合してしまうという珍プレーでメンバーの心を鷲掴みにする中新春ツーリングがスタートしました。


集合中にフェラーリやランボルギーニのツーリング集団が良い音で通り過ぎていきましたが、我々も負けず劣らずで快音を奏でながら紳士的なパレードランを慣行しました。
道は混み過ぎずで第二集合場所の館山自動車道の君津PAまでそれなりに隊列を維持しながらの堂々たるパレードランとなりました。君津PAでも整列した新旧マセラティ達は壮観。ここで小休止と隊列の組みなおし。そして素晴らしいのは高速を降りてからは、正味信号は1カ所で目的地へたどり着く心地よいワインディングと景色の気持ちの良い一般道のドライブコース。ストレスフリーで目的地のHangar eightさんに到着しました。


ここはカーグラフィックの撮影にも使われる素晴らしいロケーションと、オーナー様が古民家を改造し周りを整備した素晴らしい環境。ドッグランもあるのですが、そもそも敷地だけでも犬が喜び走り回れる素敵な環境とおしゃれな店舗です。
そしてGoalのHangar eightさんの料理は何もかもが絶品でした。
材料は能登支援のホッケを除き全てその地域で採れた野菜やジビエ肉を使用。Hangar eightさんの敷地内で罠にかかったという猪は、この地域に移住されてオーストラリア人の方が熟成を行い加減がいい塩梅で臭みが全くありませんでした。旨み甘みが程よく恐らく人生で食べたイノシシ肉の中で間違いなくトップクラスの美味しさでした。
地元山菜をふんだんに使用した天ぷらも美味しく、オーナー様によるとシェフは銀座の某有名天ぷら屋さんのKでてんぷらを作られていた移住者の方、さらにカレーもスパイス感が美味しいと思っていたらこちらも銀座にある有名カレー店のNの初代の方のご提供とのこと。銀座の名店の味を最高の地産素材で食べられる最高に贅沢なランチです。



店舗内にはルノーF1のお宝がふんだんに展示している。実はオーナーの藤井さんはウイリアムズホンダ、マクラーレン・ホンダ時代にホンダのエンジニアとしてF1に携わりルノーに渡り歩いた生粋のエンジニア。当時の貴重なお話しも伺える車好きの桃源郷です。
そして食後はオーナー藤井さんのお宅ガレージ兼ゲストハウスを見学。このエリアはまさに男子おじさんの夢を凝縮したような素敵な場所でした。ガレージにはチューンを施された貴重な新旧アルピーヌA110にルノーサンクターボが保存されており、メンバー達は目を輝かせて覗き込み幸せな貴重な時間を共有することが出来ました。