今年も幕張メッセで開催されたオートモービルカウンシルに、例年のようにマセラティクラブオブジャパンとしてブース出展しました。オートモービルカウンシルは、もう皆様ご存知かとは思いますが、ヘリテージカーが1つの会場に集う期間限定の博物館のようなイベントであり、所謂モーターショーとは異なる雰囲気のカーイベントです。
今年の会場はコロナ明けを感じさせる盛況さを見せ、出展ブースも密度を増して賑わいを肌で実感できるようすでした。そして、私が参加した土曜日の様子として例年と比較しても学生さんぐらいの方や子供（しかも親の付き添いではなく、エンスーなキッズ！）の来場数が実感として増えており、“若者の車離れ”という言葉はここには通用しないという気概を感じる素晴らしい空間を作り出していました。
今年の主催者展示のメインは当初予定されていたピニンファリーナにフィーチャーした展示から、つい先日急逝してしまったマルチェロ・ガンディーニ御大を偲ぶ展示となっており、ガンディーニデザインのコレクションが並ぶ圧巻の展示でした（まさかパオロ・ピニンファリーナ氏まで急逝されてしまうとは。。。）。
会場のマセラティの展示は、我々MCJブースはメンバー所有のスパイダー90th Anniversary、マセラティジャパンのグレカーレトロフェオ Fuori Serie、クアトロポルテⅣ（MCJメンバー所有車）、各ショップから出展されたグランカブリオ Fendi collaboration、セブリングというラインナップでした。
今回はKeePerコーティングさんにご協力頂き、外装もエンジンルームもピカピカになったスパイダーは、訪れた一般のお客様は勿論のこと、このスパイダーをご存じの方からも美しさが驚かれていました。また、あるメンバーさんが調査された国内の90th Anniversaryの記事に興味を持たれる方も多く、何と１台不明だったシリアルナンバー“37”の元所有者のご友人という方もお客様で現れました。この車体は10年ほど前にあるショップに売却されたという事で、現在その車体のシリアルが37であったか等を調査中です（オートモービルに出展していたショップさんでした）。
Fendi collaborationのグランカブリオは日本にデリバリーされた２台のうちの１台とか。どうやらオートモービルカウンシルのWebページで出展車両がアップされたその日に問い合わせがあり即売したようで、金曜日だけ展示され土曜日からの一般展示では代車のランチアが展示されていました。そのため、この写真のグランカブリオは御覧になれなかった方が多かったかもしれません。
来年はオートモービルカウンシルも10周年という事で規模も少し大きくなるかもしれません。MCJはオーナーズクラブ枠としてBMW Club Japanさんと並び皆勤賞なので来年もぜひこのお祭りに参加できればなと思っております！
ブースお手伝いの皆様、ご来場くださったクラブメンバーの皆様今年もありがとうございました。お疲れ様でした。
