平成21年11月28日(土)~29日(日)の二日間、東京は芝公園にある
東京プリンスホテルにて16th MASERATI DAYが盛大に行われました。
100名を超す参加者と共に、新旧Masetatiが一堂に会し、
各著名人も多数訪れ大満足のイヴェントとなりました。
会場には紅葉も残っており、
秋の彩りが美しく磨き上げられた各車のボデイに映り込んでいました。
イタリア本国からはアドルフ・オルシ氏が来日。
オルシ家といえば1937年にMaserati社をマセラティ兄弟から譲り受けた、
即ち当時のMaseratiのオーナーファミリーなのです。
そんなオルシ家を代表し、現在ビンテージカーの世界でコンサルタントとして
中心的な存在となっているアドルフ・オルシ氏が来るということで、
いささか興奮状態でイベント初日を迎えました。
開会後、早速オーナインタビュー、フォトセッションと続きます。
ジョー本田氏による贅沢な写真撮影をはじめ、ビデオ撮影もあり、
参加車達はそれぞれ愛車にまつわる様々なエピソードを熱く語りました。
※後日写真販売、ビデオはDVDで配布されるので楽しみにお待ち下さい。
そんな中、取材にお越し頂いたNAVI誌の皆様。
巨匠徳大寺先生を筆頭に、一台一台じっくりと評していただきました。
徳大寺先生といえばかつてMistralに乗っていた事もあり、
Maseratiには格別な思いがあるのだとか。
巨匠、本当にありがとうございました。
ひょっとしてNAVI誌のあのコーナーで紹介されるのでしょうか?
楽しみにしております。
午後2時からは、会場の裏手にそびえ立つ東京タワーを目指し、
パレード・ランのスタートです。
例年と違い、今年は東京タワーの特設会場に愛車をずらり展示するという試みです。
土曜の東京タワー、全国、いや世界各国からの観光客でごったがえしており、
そんな中、輝くMaseratiの一団が現れたため、会場は一時騒然!
私たちの気分はさながらスタート直前のLa Festa Mille Miglia!!
沢山のギャラリーに囲まれ、フラッシュが焚かれました。
東京タワーの中から見下ろすとこんな様子でした。
これを撮影していた私のまわりは
「なんだなんだ?」と大騒ぎ・・・
新旧Maseratiが並びます。この真上には東京タワーがそびえ立っているのです。
ボディに映り込んだ東京タワー。
そして続いてのサプライズ、ケン奥山氏の登場です。
ケン奥山氏といえばPininfarina在籍時代、
QuattroporteⅤ、Granturismoをデザインしたことはあまりにも有名です。
Granturismoのデザイン時、主に奥山氏の部下がデザインをしていたそうですが、
クレイモデル作成時に部下のデザインのボディラインに納得が行かなかった奥山さんが
自らラインを削りだした、なんていうエピソードもお聞きすることができ、
オーナーにとっては感涙の瞬間だったのではないでしょうか。
アドルフ・オルシ氏と話し込むケン奥山氏。
もの凄い光景です!
東京タワー様には素晴らしい場所のご提供を賜り、
心から感謝申し上げます。
恒例の夜のParty。ドレスコードはフォーマル。
皆さんお洒落を楽しみ、美食と美酒に酔いしれて・・・
Partyではオルシ氏からビンテージカーのオークションブックがプレゼントされました。
クルマだけではない、大人の社交界でもあるMaserati club of Japanのイヴェントらしい、
そしてMaseratiという高貴な車を所有する者にふさわしい、
素敵な大人のPartyでした。
恒例の特製ドルチェ!
プリンスホテルの皆様の大作です。
巨大なティラミスにはお馴染みのMaseratiロゴが描かれています。
Pratyの後はお約束のMidnight Party。
クルマ談義だけではなくなにやら怪しげなトークも?!
いつもながらここでは書くことはできません(笑)
いつもより短め?AM3時半ごろの散会だった気がしますが・・・
※この他私自身もほろ酔いで、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
その他のご様子はメンバー各位のブログでチェックして下さい。
二日目もオーナーインタビュー、ビデオ撮影と続きます。
初日と比べ、この季節らしくグッと冷え込んだ東京、
朝から特設ネスプレッソ様協賛、MCJカフェがオープンし、
暖かいエスプレッソでメンバー達を癒してくれました。
そしていよいよ最後のプログラム、ランチPartyに。
ここで再びサプライズ、MCJメンバー堺正章氏の登場です。
堺さんと言えばMaserati200siという名車のオーナーです。
今回は残念ながら200SIの登場はありませんでしたが、
Maseratiに対する熱い思いを沢山語っていただきました。
そんな堺さんにはPassione賞が贈られました。
メンバーが一番楽しみにしている表彰もここで行われました。
グランプリはVさん。
レストアに一年半かかり、今回のDayがシェイクダウン、
仕上がったばかりの美しいMistralでの参加でした。
ベスト・クラシコは接戦を制したMerakSSのKさん。
ベスト・セミ・クラシコはKarifのY事務局長。
ベスト・モデルノは3200GTアセットコルサのKさん。
メインスポンサーであるコーンズ社からコーンズ賞はGranturismoSのTさん
Maserati賞が贈られたのはGransportのOさん。
大阪からのKさんは最遠来賞。
その他にも章典色々。
様々な賞品をかけた恒例のじゃんけん大会は白熱!
さり気なくカメラにピースサインの堺さん。
これもMaserati。Moto50。GhibliⅠオーナーであるOさん所有。
私個人的にはグランプリ(笑)。ちゃんと走るんですよ!
二日間、心から楽しんだMaserati Dayでした。
又来年もこの時期に開催しますのでお楽しみに!
コメント (1)
今年も二日間、大変お世話になりました〜 ♪
いや〜...東京での、しかもど真ん中での開催。
可能なのか?・・・と、当初危惧しておりましたが。
やれば出来るじゃん(爆)
じゃなくてぇ。
大成功!でしたね。
東京開催・・・『アリ』です(* ̄∀ ̄)"b"
今年は、例年にも増して感動させて頂く事が多かったM-Dayでした。
本気で心から、MCJメンバーで良かった...と、思いました。
会長始め役員・スタッフの皆様方。
本当にありがとう御座いました。
って事で。。。
来年も、またまたお世話になっちゃいま〜す。
投稿者: 金本 | 2009年12月 1日 17:50
日時: 2009年12月 1日 17:50